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オーガニックコスメに含まれているレチノールって何?

オーガニックコスメのラベルを見てみると、レチノールという成分を目にすることがあります。日常生活の中ではあまり聞き慣れない名称なので肌への影響を気にする人も少なくないかもしれません。化学薬品のような名前ですし、とくにオーガニックコスメに興味があるような人は警戒してしまうかもしれません。化学的にはレチノイドと呼ばれ、もちろん工場で合成することも可能です。しかし、レチノールは必ずしも合成物ばかりではありません。じつはあらゆる人の体内にもたくさん存在していて、美肌には欠かせない物質ともいわれています。いったいなぜレチノールはツルツルのお肌に導いてくれるお役立ち成分と言われるのでしょうか?その理由を調査しました。

化学的に合成できるがもちろん天然由来のものもある

レチノールは物質的に何なのかといえば、脂溶性ビタミンに属するビタミンAの一種です。大規模工場で化学的に合成されることももちろんありますが、そればかりではありません。たとえばオーガニックコスメには天然由来のものを使用していることが多くあります。オーガニックコスメとは化学農薬・化学肥料等を使用せずに育てた有機栽培の植物成分を原料とした化粧品ですので、オーガニックコスメには大抵は天然由来のものが使われているというわけです。自然由来と聞くとそれだけでお肌に良さそうなイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし、けっして単なる印象だけではなく、天然成分が美肌のために有効なのはきちんとした理由があるのです。

肌本来の回復機能を促してくれる

人間の肌にはもともと優れた回復機能があります。しかし、それはさまざまな外的ストレスによって失われやすいデリケートな機能です。外的ストレスとは紫外線や乾燥などのことですが、大量に紫外線を浴びたりしさえしなければ大丈夫というものでもありません。ちょっとした刺激が引き金になって脂性肌、乾燥肌、敏感肌などの何らかのトラブルを抱えた肌に傾いてしまうことも、けっしてめずらしくはないのです。そして、じつは外的ストレスのなかのひとつに人によっては化学薬品による刺激が含まれてしまう場合もあるのです。美肌効果が高いとされるレチノールではありますが、化学的に合成されたものではその効果も半減してしまう可能性もあるので、レチノールに注目して製品を選ぶときには 天然由来のものを選ぶほうがよいかもしれません。

肌の回復になくてはならないレチノール

天然由来のレチノールは刺激が少ないため、無理なく無駄なく美肌へと導いてくれるといわれていますが、では実際どのような働きをしてくれているのでしょうか。もしもレチノールが欠乏したらどうなるかを考えながら検証してみましょう。もしもレチノールが足りなくなると、まず細胞分裂の勢いがなくなり皮膚のターンオーバーが滞ってしまいます。新陳代謝が悪くなることによって、くすみ肌になってしまい、実年齢よりも老けて見られることも少なくありません。また、真皮内のコラーゲンが少なくなることによってハリが減少してしまいます。さらには皮脂の分泌が抑制されて乾燥肌に傾いてしまいます。乾燥肌はさまざまなトラブルの原因でもあり、ここから敏感肌になってしまう人もいるぐらいです。すなわち、レチノールは皮膚の生まれ変わりを促進しているだけではなく、各種トラブルから防御してくれている成分ということもできるかもしれません。

具体的にはどのようなものに含まれているの?

若々しい肌をキープするにはなくてはならない天然レチノールですが、具体的にはどのようなモノに含まれているのでしょうか。たとえば、代表的なものにローズヒップオイルがあります。ローズヒップオイルとは野バラの実の種から採れる美容オイルのことです。1キロの実からたった3gのオイルしか取れないという大変希少なものです。収油量を比較すると、例えばオリーブオイルのわずか200分の1ほどしかないということですから、多少お値段は張りますがそれだけの美肌効果は十分期待できます。製品としてはレチノール入りのローションやクリームなどがあり、携帯サイズもあるので、朝晩のお手入れだけではなく昼間のケアにも取り入れたいところです。

レチノールは美肌にはなくてはならない成分です

以上のようにレチノールとは脂溶性ビタミンAの一種であり、もともと人体にたくさん含まれている成分です。とくに血液中に含まれているので、レチノール不足は身体全体への影響があります。お顔の肌もその例外ではなく、肌の新陳代謝にはなくてはならない成分といえるでしょう。美肌は正しい新陳代謝によって生み出されるものなので、美容に感心のある人は積極的に取り入れたい成分のひとつです。その時、化学的に合成されたものよりは、レチノール本来の力を発揮させるためにも天然由来のものを選ぶようにしましょう。オーガニックコスメをうたっている製品ならばレチノールも天然のものを使用していることがほとんどですが、念のため確認してみるとよいでしょう。毎日のお手入れに利用してみてはいかがでしょうか。

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